市比賣神社(いちひめじんじゃ)

市比賣神社は京都市下京区にあり、平安時代(795年)創建。

官営市場である東市・西市の守護を目的として建立され、以来、女性の守護や市・商業の守護の信仰が深い社です。

ご祭神には五柱の女神が祀られており、良縁・安産・女人厄除・健康などの祈願で訪れる人が多いのが特徴。

境内には「天之真名井(あめのまない)」と呼ばれる名水の井戸があり、「洛陽七名水」のひとつと伝えられ、願掛けの場として人気があります。

御朱印は300円で、神社名と菊の紋章などが押印される一種類。朱印受付は9時~16時(あるいは16:30の案内もあった過去情報)という時間帯が多く、十六社朱印めぐりとの関連でも時間変更の案内があります。

これまでのところ、花手水が常設されているという確かな情報は見つかっておらず、不定期または未導入と見られています。

春季大祭や女人厄除祭などの祭事があり、これらの時期は混雑しますが、それ以外の時期は比較的落ち着いており、女性を中心に参拝する人が多い神社として親しまれています。

市比賣神社 基本情報

  • 神社名:市比賣神社(いちひめじんじゃ)
  • 住所:京都府京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル
  • 最寄り駅・アクセス:
      ・市バス「河原町五条」から徒歩数分
      ・地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩約10分(目安)
  • 公式サイト:市比賣神社 公式ホームページ “Ichihime” ichihime.net
  • 地図リンク(Google Maps):
      市比賣神社 Googleマップ

主な特徴・ご祭神・ご利益など

  • ご祭神:五柱の女神が祀られています。水女神・河川・海・農耕・縁結びなど女性に関する守護の神々。
  • ご利益:女性守護・女人厄除・良縁・安産・健康などが主にあげられています。市比賣神社は「女人厄除守護」の神社として有名。
  • 歴史:創建は794年の翌年、平安京遷都直後(795年)とされ、官営市場(東市・西市)の守護・市場守護のために建立。

社務所・参拝時間・御朱印

  • 拝観/参拝可能時間:境内はおおよそ 9:00〜17:00 まで開いているとの案内が多いですが、社務所(御祈祷・お守り・御朱印受付など)は時間が異なることがあるので公式サイトでの確認をおすすめします。
  • 御朱印の有無および内容:あり。御朱印は「1種類」で、神社名・菊の紋章のスタンプなどが押印されるタイプ。
  • 初穂料(御朱印料):300円程度。
  • 御朱印受付時間:以前は 9:00~16:30 が案内されていたことがあります。
  • 注意点: 「京都十六社朱印めぐり」の公式情報によれば、市比賣神社の朱印受付時間は 9時〜16時 に変更されているとの案内があります。

花手水(はなちょうず)の有無

  • 調査した範囲では、「市比賣神社」の SNS/公式サイト等で、花手水が 常設 または 定期的に実施 しているという確かな情報は見当たりません。
  • Instagram 等で“花手水”のハッシュタグ付きの投稿も確認できず、最近の投稿で市比賣神社境内の手水(ちょうず/手を清める所)に花を浮かべているというものも特定できませんでした。
      → よって、現時点では「花手水は不定期または未実施」と見なすのが妥当です。来訪前に公式 SNS などで最新写真を確認することをおすすめします。

(最終確認日:2025年9月13日) 

例大祭・祭事

  • 春季大祭:5月に行われ、「斎矢(いみや)・試弓(ためしゆみ)神事」が奉納されます。
  • 女人厄除祭:2月あたりに「女人厄除祭」があり、女性の参拝者が多く集まる行事。

初詣の人手・混雑

  • 初詣時期(新年1月1日〜3日)は混雑が予想されます。
  • その他の時期は比較的落ち着いているとの口コミが多いですが、春・季節の節目・女性の願い事シーズン(例縁結び、美容・安産祈願期)などは参拝客が増えるようです
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