京都の1日乗車券一覧と地域別1日乗車券比較

京都にはJR・阪急京都線・京阪本線・京都市営地下鉄・近鉄京都線に嵐電、叡電など電車に加えて市バス・京都バス・京都京阪バスなどバスがありますが、組み合わせによっては普通に乗るよりも断然お得な1日乗車券があります。

観光するエリアによっては地域限定のお得な1日乗車券や奈良・大阪まで地域を合わせた広域の1日乗車券など様々なものがあるので、このページでは1日乗車券の比較と地域別の比較をまとめました。

京都全域で使える1日乗車券

京都観光のメインで使うJR・市営地下鉄・バスなど京都全域で使える1日乗車券の乗車可能な電車バスと料金の比較です。

バスは市バス・京都バスの2つが乗車できます。
※1・・・京都バスのみ

京都全域でおすすめの1日乗車券は？

京都市内でバスを使うか使わないかでおすすめので1日乗車券は変わってきます。

京都の主要道路はハイシーズンであればかなり渋滞するのでバスはあまりおすすめしませんが、バスでないと行きにくい源光庵や金閣寺などを観光するのであればバスかタクシーを使わないと時間をかなりロスしてしまいます。

1日乗車券プラスバスを利用するなら

バスを利用するのであれば、「地下鉄バス1日券」がおすすめです。

京都のバスは1回の乗車で230円、地下鉄は1区間最低210円かかるので、合わせて5回以上乗るのであれば「地下鉄バス1日券」がおすすめです。

さらに市内60カ所の施設でチケットを見せることで割引が可能です。

優待施設をうまく回ると900円以上の優待割引を受けることができるので1日乗車券の料金の元が取れてしまうこともあります。

電車だけでバスは使わないなら

バスを使いたくない、使わないなら「京都レールきっぷ」がおすすめです。

京都に走っている電車のほぼすべてが乗り放題になるので、バスを使わなくてもかなりの範囲をこのチケットで回ることができます。

（電車の駅から離れている金閣寺などへは移動が少し大変ですが・・・）

洛北エリアの1日乗車券

貴船や鞍馬などの洛北エリアだけ回るのであれば叡電の1日乗車券プラス京阪や市バスが組み合わさった1日乗車券があります。

※2・・・叡山電鉄1日乗車券+鞍馬寺愛山券＋くらま温泉入浴券

洛北エリアおすすめの1日乗車券は？

叡山電鉄の出発駅である出町柳駅までどのようにしてくるかによっておすすめの1日乗車券は変わってきます。

京阪電車を使って出町柳駅行くなら「鞍馬・貴船1dyaチケット」がおすすめですし、別の交通手段などで出町柳駅に向かうのであれば、「叡電1日乗車券」で十分間に合います。

出町柳駅から鞍馬に向かい、鞍馬山を通って貴船神社→貴船口から出町柳駅に戻ってくる観光ルートで叡山電鉄を利用すると

と840円で往復できるので、鞍馬寺と貴船神社だけ観光するのであれば1日乗車券は必要ありません。

一乗寺で降りてラーメンを食べるとか、一乗寺から少し歩いて圓光寺に行くなどで途中下車を1回でもするのであれば、1日乗車券の方がお得です。

洛西エリアの1日乗車券

嵐山や嵯峨野の洛西エリアの1日乗車券の比較です。

洛西エリア限定の嵐電もしくは京都バスの乗り放題切符で、京都全域では使えないのであまり需要はないと思います。

（嵐電の沿線に宿泊する人ぐらい？）

洛西エリアの1日乗車券の比較

※京都バスは嵐山方面のみ乗り放題、その他の路線は一部不可）
映画村の大人入場料は2,200円です

洛西エリアの1日乗車券は嵐電か京都バスかを選び、そこに映画村の入場チケットが付くかどうかの違いです。

京都の1日乗車券のまとめ

京都の観光シーズンは道路があちこちで渋滞するので、バスでの移動はおすすめしません。

ただ、すべての電車の路線から離れている金閣寺などを観光するなら、最寄りの駅から人数に合わせてタクシーで移動するか、バスで移動するかなどの計画を立ておいた方がスムーズに観光することができます。

バスを使わない前提であれば「地下鉄1日券（600円）」か「京都レールきっぷ（1,300円）」のどちらかでほぼ事足りるので、観光する場所に合わせて使い分けるのが理想的です。